2025年1月16日(木)、出島メッセ長崎(長崎県長崎市)において「ながさき食のメッセ ~しまの産品振興プロジェクト成果報告会及び展示商談会~」が開催されました。

このイベントは、2020(令和2)年度から長崎県と当協会が連携し、会員企業のみなさまをはじめ多くの方のご協力を得ながら取り組んできた、離島4島(五島列島、壱岐、対馬)の生活基盤、生産基盤、バリューチェーン(販路確保)の拡充と島の活性化についての成果報告、また、長崎県全域の産品の周知・販路拡大を目的に開催されたもので、展示商談会としてはこれまでにない県内最大級のものとなりました。

この充実の一日を、前編(成果報告会)・後編(展示商談会)に分けてレポートします。

成果報告会終了後、場所を隣の部屋に移して展示商談会が開催されました。

「長崎県全域エリア」「長崎エリア」「県央エリア」「島原エリア」「県北エリア」「五島・壱岐・対馬エリア」の、6つにエリア分けされた大きな会場には、112の生産者(社)のブースがずらり。

訪れたバイヤーやベンダー、メーカーなどを中心とした食の関係者に試食を勧め、話が交わされ、活発な交流が生まれていました。

大石知事が主催者挨拶の中で「県内においてこの規模で開催するのは初めて」とおっしゃったとおり、圧巻の眺めと沸き立つ活気です。

「五島・壱岐・対馬エリア」、そして、2023年よりご一緒している西海市(県北エリア)、2024年よりご一緒している「島原エリア」にはなじみのお顔も見え、みなさんが活き活きと商談をされている様子をうれしく思いながら拝見していました。

五島新上五島壱岐対馬エリアの生産者のみなさん■

西海市の生産者のみなさん■

■島原市の生産者のみなさん■

会場を見て歩くと、長崎県のあらゆる場所で、たくさんの生産者たちが創意工夫を重ね、真摯に取り組み、作り上げている産品がまだまだたくさんあることを知り、その説明やお話を伺いながら、これからのさらなる取り組みの重大さ、意義に身も心も引き締まる思いがしました。

自然を相手に実直に産物を作りつづける生産者、それを広め、離島と地方の振興・創生に力を注ぐ食関係者、自治体職員、この会場にいる全員が、本当にいいお顔、いい表情をされているのが印象的でした。

この展示商談会が、ご来場いただいたすべての皆さまにとって次につながる、大きなきっかけになったことを願ってやみません。

会が盛会となったことで、今年一年の良いスタートを切ることができました。
心より感謝申し上げます。