例年よりも早く梅雨が明けたものの、
6月末から各地で不安定な天候が続いています。
協会では、会員企業のみなさまのお力添えにより、活動を進めることができました。
それでは、6月の様子をお伝えします。
■関係者との密な情報共有で前進中!農産プロジェクト
寺嶋理事が推進している、五島・壱岐での農産プロジェクト。
6月には、壱岐、長崎県庁に出張してまいりました。
●壱岐の農産プロジェクト
壱岐では、「長崎黄金(ジャガイモ)」と「あま壱岐(ミディトマト)」のプロジェクトが進行中です。
ジャガイモについては、来春の販売に向けて、JA壱岐と打合せ。
ミディトマトについては、令和6年からの販売に向けて、壱岐の潮風様と打合せを進めてまいりました。
●五島の夏かぼちゃプロジェクト
6月に出荷のピークを迎えたかぼちゃは、期待通りの高品質!
今後の出口戦略について、エム・ヴイ・エム商事㈱様の神戸本社に生産者が訪問し、情報共有を行いました。
▶過去の様子はこちら
●冷凍ブロッコリープロジェクト
長崎県全域のプロジェクトとして進行中。
先日は、商品開発の打合せのため、 ㈱ニチレイフーズ様、マルミヤ食品㈱様、長崎県、全農長崎県本部、当協会が集合しました。
■物産展で生産者の意欲も上昇!
6月の物産展は、百貨店とスーパーで開催されました。
●グランデュオ立川の「五島うまか味」
▶詳細はこちら
●㈱ヤオコー様の「離島フェア」
本年2月に8店舗にて、実験的に離島フェアを開催。
お客様から大好評だったため、
6/18~19には、21店舗に拡大して開催いただきました!
今後は、さらに店舗規模を拡大し実施いただけるとのこと。
小さなところから広げてくださることで、生産者も意欲が高まっています。
ヤオコー様のご尽力に、あらためて感謝いたします。
■㈱万代様の全店舗で離島フェアを開催!
「地方の水産物を援助するためには可能な限り催事販売を継続することが大切」
㈱万代様には、上記の阿部社長の方針のもと、
毎月離島フェアを実施いただいております。
6月には、五島の商材に加えて、対馬の商材も合わせて
スーパーmandai全店舗にて、離島鮮魚フェアを開催いただきました。
結果としては、大変な好成績となり、
今後も継続的にフェアを開催いただけることに。
長崎離島の天然魚・養殖魚の安定的な需要先となってくださることに、大変感謝しております。
■これからの展開に向けて。会員企業の訪島
6月も会員企業による離島訪問を行いました。
●中部水産㈱様
長崎離島の水産物を中部地方に展開していくため、
五島・新上五島の水産を中心に視察いただきました。
●㈱ヤオコー様
物産展の展開を拡大するため、五島を訪問されました。
小澤常務をはじめ、生鮮・加工担当のバイヤー、主力店舗の店長等、総勢20名の方々が訪問。
熱心に視察・商談いただきました。
●養命酒製造㈱様
長崎離島の水産品を様々な事業展開に活用するため、
五島・新上五島を訪問いただきました。
今回の訪島で、確かな手ごたえを掴むことができたと伺っております。
●築地魚市場㈱様
養殖魚含む鮮魚流通の実現のため、
対馬・壱岐を訪問していただきました。
「長期的には養殖も含めて取り組みたい」
漁獲量が年々減り続けるアナゴ・赤ウニ等の商材について、
熱い思いをもった生産者に巡り会えました。
■日本の農林水産業を元気にする!
6/28に出島メッセ長崎にて、
日本政策金融公庫主催の「地域経済活性化シンポジウム」が開催されました。
協会からは理事長がパネラーとして参加。
全国の農林水産業を活性化することが、
地方創生に直結すると強く感じました。
同時に、協会としては離島振興を長崎離島でカタチにするのはもちろん、
地方創生に関しても力になっていく必要があると感じております。
会員企業のみなさまのご支援をいただきながら、
少しずつ拡大していけるよう努めてまいります。