会員企業㈱なとりの「おつまみ通の方に食べていただきたい」シリーズに、この秋「五島の醤仕立て えいひれ」が加わりました。

「五島の醤」は、五島近海の磯焼けの原因の⼀つといわれるアイゴ、イスズミ、ニザダイなどの⾷害⿂や、規格が合わない等の理由から市場で値が付かない未利⽤⿂を原材料とした魚醤。水産資源の有効活用と海の砂漠化(磯焼け)対策の一助となっています。五島市に本社を置く五島の椿㈱が2020年に販売を開始しました。

発酵には五島のヤブツバキから採取された椿酵母を使用。通常、塩分濃度の高さから魚醤の発酵に酵母が用いられることは稀ですが、椿酵母は魚醤の発酵に適し、なおかつ魚醤特有のにおいが抑えられ、フレッシュで華やかな香りと旨味をもたらしました。

肉厚でしっとりとした食感とあと引く味わいのえいひれと「五島の醤」の余韻は、㈱なとりのコーポレート・メッセージ「ひとつまみの幸せ」そのままです。

「創ろう 未来あるおつまみ」をスローガンに、おつまみを通して持続可能な環境と社会の実現に貢献することをSDGsへの取り組みの基本方針としている㈱なとり。「五島の醤」を製品に使用することでその歩みを進められました。そのお手伝いができたことを喜ばしく思います。