5月に⻑崎県離島フェアを開催していただいた大起水産(株)から、 フェア後のお客様の反応や今後の活動について、お話を伺いました。


バイヤー担当
2020年から開催している五島の日フェアは、今回で4回目。物販と飲食の担当者より、今回のフェアの報告をお願いします。

物販担当
今回のフェアで、鮮魚関係については、アイテムも珍しい魚など多かったので、お客さまも喜んでいただけました。インパクトもありましたね。
養殖は、鮮度のよい鯛やヒラマサなどを販売し、大変喜ばれました。
お寿司も、よく売れていました。

協会
多くの魚を取り扱っているプロの目で見て、離島の魚種や鮮度はいかがでしょうか。

物販担当
「魚種が多い!」という印象です。珍しいのは「オジサン」「レンコ鯛」などで、関⻄では弊社でしか置いていないと思います。

バイヤー担当
魚は非常においしいという評価をもらっています。京都の知り合いから、「離島フェア」のときは必ず足を運んでいると言われました。リピーターも多いですね。

協会
魚は他の地域と何が違うのでしょうか?

バイヤー担当
エサが違います。それが魚の味に影響します。五島列島の漁場はプランクトンがよいのでしょうか。いい味を出しています。

飲食担当
飲食は、やはりフェアを開催するとハレ感が生まれます。
今回もヒラマサやヤリイカなどの売り上げは堅調です。
今後は、もう少し事前に告知をすれば、集客に活かせると思います。

協会
昨今天然魚の漁獲量が減っているというニュースを耳にします。
現場の感覚はどうでしょうか?

バイヤー担当
やはり、水揚げは減っているのが現実です。魚価が上がっています。 今年も1週間くらい前から本マグロの値段が上がり、スタートは昨年と変わらない価格でしたが、最終的には1.5倍以上の価格になった感じです。養殖魚が上がった分、天然魚も価格が上がっているのではないでしょうか。

今後は「五島がみんな、やってきた!」というような、コーナーづくりをしていきたいですね。フェアは販売アイテム数があった方が、お客様の買う楽しみも増えます。魚だけでなく、例えば、五島うどん、あごだしなどの島の産品も扱いたいですね。島を訪問した際にお会いした生産者皆さんの商品を置くことを考えています。11月のフェアを楽しみにしていてください