今年は全国的に例年より早い梅雨入りとなりました。
恵みの雨が初夏に向けた木々の緑を鮮やかにしてくれています。

一方で、緊急事態宣言が延⻑され、⻑崎市でもステージ4のレベルに。
県独自の宣言が発令され、厳しい状況が続いております。

協会活動は、5月末に予定していた訪島をやむなく中止としました。

しかし、その他の業務はみなさまのお力を借りながら、前へと進めております。 それでは4月中盤〜5月中盤までの活動をお知らせします。


■「五島フェア」コロナ禍で期待通りの予算達成︕

先月の離創協だよりでも紹介した「五島フェア」企画について。
第一弾となる、大起水産(株)様の店舗にて、予定通り実施されました。
多くの店舗が休業を余儀なくされる中、ほぼ想定通り、4600万円の売り上げを達成︕

緊急事態宣言の厳しい状況下でしたが、五島のマグロ・ヒラマサ・天然魚を中心に予算を達成いただきました。 みなさまの創意工夫のたまものです。

ありがとうございました。

今後は、東京の「ヤオコー」「小田急ストア」、関⻄の「ライフ」「阪急オアシス」各社に、 企画を提案。どれもも面白いイベントとなりそうです。


■FSSF企画に新パートナーが仲間入り︕

本年9月に開催予定のフードストアソリューションズフェア2021。
2025 年の関⻄万博までに、地方創生のための⻄日本最大の展示商談会を実現することを願い、企画を進めています。

日本食糧新聞社の事務局を軸にしながら、今月から新しく、商人舎の結城義晴氏を企画パートナーにお迎えしました。

コンセプトの見直しから、新しいセミナー企画など、従来の企画を充実させながら、小売業が持続可能なカタチで地方の生産者を牽引していく展示商談会を目指します。

また、FSSF に生産者を招待し、展示会をより活性化するための全国商工会連合会の補助金申請の準備も進めることができました。


■“365日継続する”商いへ︕

イベントやフェアは継続的な販路開拓も協会の課題です。

設立社員である「三菱食品」「日本アクセス」「ヤマエ久野」には、昨年度支援に加えて、原材料の購入と加工後の拡販等に取り組んでいただけることになりました。

また、農業総合研究所の全国スーパー道の駅の農産物コーナーへの商材導入
今年度中に仕組みを作り上げます。将来の商いの原点していくことをめざします。

小型スーパーに対応するブルーチップ社とは、本格稼働に向けて、現在仕込みの段階です。

いずれにしても、離島・地方の可能性を最大限に活かすため、販路開拓の支援についても、会員のみなさまのお力添えにより、着々と進んでいます。


■会員企業様とともに、⻑崎県全域を巻き込むプロジェクトに

寺嶋理事を中心に、「さつまいも」「ブロッコリー」「かぼちゃ」等の、生産基盤を整備するための様々なプロジェクトが進行中です。

とくに、ブロッコリーについては全農、ニチレイ、ニチレイフーズ等で⻑崎県全域レベルまで拡大審議を予定することになりました。

さつまいもについては、
RAGグループ、(株)サンクゼール
との協働が徐々に進みつつあります。

今後は、
伊藤園、大阪王将、神明ホールディングス
等の会員企業とも連携を深められるように努めていきます。


最後になりましたが、今月は
持続可能な365日の商いの仕組みづくりにも着手し、
様々な協働を推進してきました。

企画から実践まで多方面のプロジェクトが動いています。
そのどれもが、生産者のみなさま、会員のみなさまのお力によって成立しております。

力を合わせて、上半期も乗り越えていく所存です。
引き続きよろしくお願い致します。