21年度の新企画として、十八親和銀行との共催で、長崎県離島の未来のリーダーを育てる研修プログラム『長崎県オピニオンリーダーになるための講習会』を立案しました。 島ではなかなか接触できない大企業トップ経営者、商品開発やマーケティングのプロ、経営実務専門家から、直接話を聞き、学べる場をつくる取組みです。

対馬の第1回3/10(対馬交流センター)は、水産・観光関係者中心に25名ほどの島民が集まりました!
プログラムは全部で3部構成。(マーケティング講座、経営懇談会、経営実務講座)

<1.マーケティング講座>
講師:山崎製パン(株) 宮下祐佳氏

「製パントップメーカーの商品開発」

・山崎製パンの若手リーダー宮下氏が、クイズを交えながら山崎パンの商品開発の秘密を披露してくれました。

<2.経営実務講座>
講師:(株)十八親和銀行 取締役専務執行役員 石野和生氏

「島の産業振興に地元銀行の果たすべき役割」

・地銀の変貌と地域産業への支援の話を、島内の全支店長同席の中で行いました。

<3.経営懇談会>
講師:(株)日本アクセス 元会長 吉野 芳夫氏

「世界から見た日本の食糧事情」

・当協会の理事である吉野氏から、日本の自給率低下問題から、フィリピンのバナナ開発輸入の実体験の話がありました。

参加者からは、「商品開発の流れが良く分かった」「異業種の話が非常に参考になる」など、好意的な意見が寄せられ、今後の研修への期待が高まっています。