『日本食糧新聞(2019年12月9日12面)』に、「離島振興地方創生協会(以下離創協)」の開設に向けたインタビューが掲載されました。
離創協の主旨や想いを紹介いただいています。

「日本食糧新聞」離島振興、地方創生へ新たな挑戦 使命と決意新たに 千野和利氏に聞く

~記事より抜粋~

記者:この紙面を見た方には「どんな期待と貢献」を望みますか。

千野:私は長崎の仕事に関わって、つくづく「日本は島国だったんだ」と体感している。7000に近い島でできた国家。そして離島で生まれ育ってゆかざるを得ない宿命を見るとき、島民と本土の民、生産者と消費者、製配販、それぞれの立場で共生するためのわずかの知恵・努力が世の中を変えていくのではないかと思う。


記者:最後に、社団法人をつくられ、取り組まれるに当たっての思いをお聞かせください。

千野:人生100年設計の時代といわれて久しい。私は現在古稀を過ぎ、71歳を迎えた。私が今までの食品会社時代のキャリアで少しでもお役に立ち、離島の、地方の生産者の方々に小さな喜び、小さな成功を体験してもらえればありがたい。そのためにもさまざまな業界の方々に、少しずつのご協力をお願いする役割に徹する。これを人生最後のライフワークにしたいと思う。(中略)社会貢献に少しでも役立つことができ、そして何よりも離島の、地方の生産者にとって頼られる団体を目指したいと思う。